東京大学大学院総合文化研究科 准教授 渡會公治先生の著書「美しく立つ」に真向法が紹介されました。
副題としてスポーツ医学が教える3つのAと題して Anatomy背骨、あし、こしの構造機能を知る。Alignment骨関節の並び方、並べ方、姿勢、構え。Awareness体の使い方の違いを知る、選ぶ。といった構成で編集され、専門的な事柄でも易しく解説されていますが、専門家が読んでも読み応えありのお勧めです。
私のおすすめのストレッチングの真向法のもう一つの意義
私のおすすめのストレッチングは真向法です。
おじぎするように前屈することは硬くなっている股関節や周囲の筋、ハムストリングスを伸ばすことですが、それだけではなく -中略- 下肢と脊椎の境目を十分にストレッチングすることはコンディショニングにとって大事であり、脊椎の中で腰椎と仙椎のあいだのスムーズな動きを取り戻すことは骨盤がゆがんで調子が悪くなった人にとっては治療効果も期待できるものと思います。
コラム 真向法について
美しく立つゼミの授業では真向法を毎回行っていました。
感想をきいてみましょう。
「骨盤を立てながら前屈するのはいまだに難しい。正しい柔軟性について認識できた」「重心を真ん中にするのが難しかった」「いろいろな部位の筋肉を伸ばすことができて気持ちよかったです。また、これが1番背骨の動きを意識することができました。これによって少しは、体が柔らかくなってくれればいいと思います。」